SUPで360度動画撮影するために、GoPro FusionからInsta360 ONE Xに変えた理由。編集について比較してみました!

SUPブログ「HEY SUP」の記事は移転しました。

この記事は、SUPブログ「HEY SUP」の記事を移転したものです。若干画像やテキストなどの表示に不具合がある場合がありますが、ご了承ください。

どうも、おさPです。

今日も誰にも参考にならなそうなマニアックな内容です。よくSUPで360度動画を撮影しているんですが、この度買って数ヶ月のGoPro Fusionを売却して、Insta360 ONE Xを手に入れました。今回はその主な理由となった編集の違いについて紹介していきます。

おさP

SUPで360度動画や撮影したい方、ざっくり全天球型カメラのことを知りたい人向けの記事です。

なお、細かい話は他の方のプログとかで書いてあるので、ここでは80%適正を目指して情報も削ぎ落とし、初心者が分かりやすいよう書いているつもりです。もしわかりにくかったら、私の文章センスの問題です。。。

GoPro FusionからInsta360 ONE Xへ。その理由は編集!

理由は編集にかかる時間と手間です。GoProFusionで撮影した360度映像の編集に時間がかかりすぎていましたので、Insta 360 ONE Xに乗り換えました。

買い替えの理由

→編集に時間と手間をかけたく無いから!

ここからはその編集についてお話しします。

GoProFusionで撮影した動画


GoPro GoPro FUSION CHDHZ-103-FW

SUPから見える移り変わる水上の風景の魅力を一般の人と共有したい!そんな気持ちで今まで撮ってきました。で最初に買ったGoPro Fusionで撮影したのがこちらの動画。

12月の多摩川でのSUPの様子で、360度VR動画とそこから切り出した平面動画です。なお、iOSの場合、360度VR映像はここからは見れません。

この、動画作成過程なんですが、2つともPCを使って書き出したあと、GARMINのVERB Editという無料のソフトを使って編集していました。で、作成までにこれがなんと3〜5時間ぐらいかかります。

おさP

PCは2018年Macbook airを使用しています。一般的にはまぁまぁ良いスペックなはずなんですけど、映像編集だし360度(つまり普通の映像よりもデータが重い)だし、全然足りません。

GARMINのVERB Editについて

 GARMINもアクションカメラのメーカーですが、このVERB Editは誰でも無料で360度映像も編集できる、おそらく唯一のソフトだと思います。機能が絞られているので、映像素人でも使いやすいです。

GARMIN VERB Edit : https://www.garmin.co.jp/products/apps/virb_edit/

でもこんなに時間をかけても、普通の人はわざわざ他人のSUP動画を長々と見れませんよね。私なら見ませんw 労力に対する費用対効果悪すぎです。

なので簡単に編集できて、どんどんアップしやすい全天球型カメラを!ということで、1月ごろにInsta360 ONE Xを購入しました。

Insta360 ONE Xで撮影した動画


Insta360 ONE X 360度アクションカメラ、FlowState手ブレ補正搭載(SDカード別売り、V30ビデオスピードクラスmicroSDXCが必要)

で、こちらがそのInsta360 ONE Xについてです。1月に撮影した羽田の東京モノレール高架下でのSUPの様子で、360度VR動画とそこから切り出した平面動画です。

前述のGoProFusionでは動画をいくつかくっつけた加工でしたが、こちらは一つの撮影データから作っていて、少し条件が異なります。ただ、この超倍速加工はスマホアプリだけでのの加工です。初めての編集なので手こずりましたが、1時間もかからなかったと思います。

おさP

なれなかった編集ですが、今なら10分ぐらいでできると思います。複数くっつければダイジェスト版も簡単にできるはずです。

しかもこの倍速加工、びっくりするのは全くブレていないこと。SUPは水上のアクティビティなので、必ず揺れがあるし、ボードに長い棒をつけているとその揺れも倍増しているはずですが、それが全然感じられません。

この鬼の手ぶれ補正がInsta360 ONE Xの特徴の一つだと思います。

編集面における2機種の比較

ここで少し2つの機種について、主に編集の難易度に着目して比較したいと思います。

GoPro Fusion

まずGoPro Fusionの場合です。

  • 重量:220g
  • バッテリーの持ち時間:70分程度(撮影環境下による)
  • SDカード:2つ必要
  • 主な機能:ボイスコントロール、本体防水機能(水深5m)
  • 編集の難易度:次の通り
スマホで編集
(前述の動画ベース)
PCで編集
(前述の動画ベース)
360度VR動画・アプリとの通信が不安定で、遅いメインに使った編集方法
・無料編集ソフトが少ない
・編集に時間がかかる(前述の動画なら2〜5時間程度)
普通の平面動画
(360度動画から切り出す)
・アプリとの通信が不安定で、遅い
・オーバーキャプチャー機能で編集できるが、ブレてしまう
・USB接続なのに通信が不安定
・無料編集ソフトが少ない
・編集に時間がかかる(前述の動画なら2〜5時間程度)

Insta360 ONE Xの場合

次にInsta360 ONE Xの場合です。

  • 重量:115g
  • 連続撮影時間:60分
  • SDカード:1つ必要
  • 主な機能:バレットタイム(ぶんぶん振り回すやつ)
  • 編集の難易度:次の通り
スマホで編集PCで編集
360度VR動画・アプリとの通信が安定していて、速い

・まだやってないからよく分かりません(というか使う必要性を感じない)
普通の平面動画
(360度動画から切り出す)
メインに使う編集方法
・アプリとの通信が安定していて、速い
・追跡機能や視点の固定などができる
・まだやってないからよく分かりません(というか使う必要性を感じない)

編集的を考えればInsta360 ONE X!ただし、デメリットも。。

編集の点では断然Insta360 ONE Xが優れています。なんせスマホアプリ上でほとんどのことができてしまいます。

ただしInsta360 ONE Xも欠点があります。それは防水機能が無いことと、防水ケースが未発売であることです(ただし、潜水ケースは販売されています)。

現在は販売されています。

え〜ダメじゃん!って思った方、いると思います。

でもちょっと待ってください。ただ、私なんかは普段フラットウォーターでしか漕がないし、ボードをひっくり返したことも無い、長〜い自撮り棒をつけて撮影するから大丈夫だろう!ってことで防水装備しないままボードにつけるようにしています。

redpaddleのボードにカメラを取り付ける方法はこちら

一応メーカーとして販売するつもりはあるみたいなので、そのうち出たら購入しますけどね。

まとめ

全天球型カメラ初めての人にはなんだかチンプンカンプンな内容だったと思います。私もまとめるの難しいです。でも力技で私なりにまとめた結論はこう。

SUPで360度動画を撮るならカメラはこう選べ

・普通にSUPでクルージングして360度動画を撮りたい
 →Insta360 ONE Xでそのまま使用するか、潜水カバーを買うか、防水カバーの発売を待つ!
・SUPサーフィンやリバーSUP(ホワイトリバー)で360度動画を撮りたい
 →Insta360 ONE Xで潜水カバーを使う!(GoProFusionでもいいが、レンズがすぐに破損する!)

メモリ16GBぐらいの高性能PCを持っていれば話は別ですが、普通のSUPerにそんな人はいないでしょう。買うなら断然Insta360 ONE Xです。

ちなみに、私はアホなことにInsta360 ONE Xのネジ穴に自撮り棒さしたまま車で押しつぶしてしまい、ネジ穴が故障して今中国で修理してもらっています。

Insta 360 ONE Xのネジ穴部分の損傷の様子。自撮り棒をつけたまま、カバン越しに圧力がかかって部分的に破損しました。中国で修理中です(無料)

普通に保管すれば大丈夫ですが皆さんも保管の際は十分注意しましょう。この辺の修理の話も後日アップします。

メーカー公式サイトから適当な英語でチャットし、香港宛に国際郵便で配送し、後日返却されました。チャットでの対応は非常にフレンドリーで丁寧。送る際の送料は自己負担となりましたが、修理費用と返却送料は向こうで負担してくれました。

ただ、どうしても英語が苦手だと難しいですね。立派な会社だと言うことは良く分かりました。

売ってました、GoPro Fusion

こんなに書いた後に買う人いるのかって話ですが、せっかくなので。

手数料の関係でフリマで一番安く販売しています。ぜひ欲しい方は購入してくださいw

と書いていましたが、売れました。ありがとうございました。

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当ブログについて

 当サイト「オサナイ!駆けるよ!喋るよ!」は、沖縄の田舎やんばるに住むオサナイが自由に書く個人ブログです。SUPの話、IT・Web系の話、そして経営する辺野喜共同店の話などが中心になります。

SUPブログ「HEY SUP」について

2018年7月頃から2019年4月まで書いていた東京でのSUPのブログです。2019年5月に全ての記事を移転しました。

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この記事を書いた人

オサナイ(小山内 大輔)

沖縄の道の駅 ゆいゆい国頭の職員(地域おこし協力隊)。元公務員。大田区Meetup代表。
WordPress歴1年でWordCampに無理やり登壇。沖縄を拠点に時々東京で活動する“沖縄1.5拠点生活”に挑戦する。