どうも、こんにちわ、オサナイです。
4月から約1ヶ月ほど悩んでいた“航空性中耳炎”の体験談について紹介します。

私医者じゃないので、主観ベースでお話しします。そして耳の穴のぐじゅぐじゅした写真とか出てこないのでご安心くださいw
それは沖縄からの帰りのこと

それは3月に楽しんだ沖縄ふるさとワーキングホリデーからの帰りのことでした。

いや〜、本当にいい出会いがあって良かったなぁ〜。ゲホゲホ、ゲホゲホ。
当時沖縄のなんかがアレルギーで反応してたらしくて、ずっとゲホゲホ咳き込んでました。
これが良くなかったんでしょうね。
そして、次第に降下し、着陸体制に入る飛行機。
「ごおおおおおおおおおおお!!!」
「ごおおおおおおおおおおお!!!」

「(お〜〜〜〜〜〜!耳いって〜〜〜〜〜〜〜!!!!!)」
そう、よく飛行機でなるアレなんですが、あくびしたり唾飲み込んだりしても治りません。
飛行機が着陸しても治らないし、結局、数日経っても治らず。
その間はずっと片耳が詰まった感じだし、はあまり聞こえません。
病院に行ってみると
流石に心配になった私。
普段本当病院行くの嫌いなんですが、1週間後ぐらいに勇気を出して耳鼻科で診てもらいました。

飛行機に乗ってからずっと耳が詰まってるんです。

あ〜そうだね、これは“航空性中耳炎”だね♪
と言うことで、今回のメインテーマ、“航空性中耳炎”です。
航空性中耳炎について
ここまででわかると思いますが、“航空性中耳炎”とは、飛行機の着陸時など、急激な気圧の変化に耳が対応できず、耳が詰まったような感じのままになり、時には頭が痛かったりする状態のことを言います。
普通はその場で回復するもんなんですが、稀にうまく耳が通らないことがあります。
中耳(鼓膜の内側)には少量の空気が入っており、耳管と呼ばれる管で咽頭部とつながっています。この耳管は通常閉じていますが、開閉し空気が通ることにより外部の気圧と中耳の気圧を一定に保っています。航空機では、離着陸時の急激な気圧の変化が起こるため、耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて耳が痛くなることがあります。
参照元:関西空港検疫所

飛行機乗る時に鼻詰まってたりすると発症やすいみたいです。なので、事前に薬などで対処しておくほか、一般的には唾を飲んだりあくびしたり、あと飴舐めたりがいいです。
帰りの飛行機だったからいいですが、行きだったら大変残念な旅になる場合があります。
旅行好きな方、航空性中耳炎に注意しましょう!
主な治療法2パターン
今回は中に膿(惨出液)も少し溜まっていたのですが、治療法は大きく分けて以下の2つとのことでした。。
- 薬による治療
- 鼓膜切開
パターン1 薬での治療

薬で原因となった鼻づまりなどを治す方法です。
花粉症の薬と何が違うのかな?と正直思いました。
パターン2 鼓膜切開による治療

もう聞くだけでも肛門が縮み上がるほど痛そうなのが、“鼓膜切開”。
鼓膜って当たり前だけど、耳の中に膜として存在します。
で、“鼓膜切開”は、切るんじゃなくてそこに小さな穴を開けて、中に膿も溜まっているのでそれを吸い出す方法のようです。もちろん、麻酔もかけるし、施術としてはシンプルで確かに決して難易度の高いものではなさそう。
耳に障害が残るんじゃない!?って心配された方もいましたが、鼓膜って傷ついても普通に回復して治るもんらしいですよ。
特に鼓膜切開は一番手っ取り早いらしいです。。。
いや、しかし、確かに治るんだろうけど、とにかく恐怖だよね。。。。
診断後の経過
中耳炎になって1週間後(初診)
結局“航空性中耳炎”と診断されて治療法について相談した結果、まだ軽度なので薬を飲みながら様子を見ましょうとのことで、スチームで鼻洗浄みたいなのをした後、お薬をもらいました。
あと、鼻を吸わず、良くかむように指導されました。

中耳炎担って2週間後
症状の回復具合は微妙な感じ。
2週間後の2回目の診察の様子は。。。

先生どうですかね?よくなった気はするんですが。。。

どれどれ〜。う〜ん。

いや、前より液体が溜まってるじゃん!悪化してるよ!

マ、マジですか!?
と言うことで、薬を飲むのを時々サボっていたからでしょうか。
2回目の診察では、“滲出性中耳炎”に進化?していたことが分かりました。
鼓膜の奥の中耳腔という部屋に滲出液という液体がたまる病気です。中耳の粘膜の炎症と耳管の働きの低下があると、粘膜からしみ出た滲出液が中耳腔にたまるようになると考えられています。
参照元:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
耳の中に水が入っている状態とそっくりです。ただし、鼓膜の中なので、絶対に水は落ちてきません。そしてもっとドロってしている感じ。頭を下に傾けると一時的に聞こえやすかったりしました(←不審者っぽいw)
先生と相談しましたが、幸いこの時点では“鼓膜切開”の選択にはいたらず、再度別の薬を処方してもらうことに。
中耳炎になって3週間後
鼓膜切開は絶対避けたい!ときちんと薬を飲み続けたものの、相変わらず花粉のきつい4月。
耳が通る気配がありません。むしろ膿がさらに溜まりそうな気すらします。
まじで鼓膜切開なのか。。。いや、このまま耳聞こえなくなるなんてこともあるのかな。
なんて思っていました。
しかし、ある朝自転車を颯爽と漕いでいたその時でした。

突如耳に違和感が。。。
「ボツボツ」
「ボツボツ」
と鳴り、なんか通ったような気が??
そして、次の日にはスーっと耳が通るようになり、あっさり中耳炎が解消されました!


もうすっかり耳が聞こえない生活を受け入れてたけど、本当によかったです!!
自分の声も聞きづらいので、頭を結構使っているのか、思考能力が低下し、集中力が悪くなります。あと、耳が悪いのって見た目で分からないので、相手に気づいてもらえないのは辛いところです。
まとめ
そんな訳で、貴重な鼓膜切開体験を記事にしようかと思っていましたが、無事に薬の投与によって回復しました!
今回の中耳炎の経験によって伝えたいことは次の通り。
- 旅行好きの人!飛行機乗る前に耳にはとにかく気をつけよう!
- 自然治癒もあり得るので、焦らず根気強く治療しよう!(花粉の時期が過ぎれば良くなるかも?)
- 耳が聞こえないと言う体験もある意味大事!
ほんとこんな経験はもう1回でいいやって感じなので、皆さんは是非気をつけてください!
当ブログについて

当サイト「オサナイ!駆けるよ!喋るよ!」は、沖縄の田舎やんばるに住むオサナイが自由に書く個人ブログです。SUPの話、IT・Web系の話、そして経営する辺野喜共同店の話などが中心になります。
2018年7月頃から2019年4月まで書いていた東京でのSUPのブログです。2019年5月に全ての記事を移転しました。
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