今回の記事は、笑える滑稽な沖縄の伝統舞踊「戻り籠」の音源を編集してみたぞ!って話、そしてその当日の演技の様子を紹介するぞ!って話です。

あなた音楽の編集もできたの?

いや、やったことないけどオーダーがあったからなんとなく調べて無理やりやってみたんだよ〜
それでは、どうぞ!
1 音源編集の話
まずは音源を編集した話からです。
社長の無茶振り
こないだの記事でもこんなの使いましたが、職場である道の駅での社長の一言。


オサナイく〜ん、アナタこのCDの音楽編集できないかな?「戻りかご」っていう演目の曲なんだけど。

え〜、やったことないですけど、どんな風にですか?

一番の後ろの「昔ぬ楊貴妃うりがやら〜」を2回繰り返して、さらにこの1番全体を繰り返して〜うんちゃらかんちゃら〜

(え、音楽を切り貼りって、BGM崩れるじゃんw しかも歌詞が方言で全然分からんw)う〜んと。社長今日出張あるんですけど、これはいつまでですか?何に使いますか?

あ〜、これ明後日の豊年祭で使うの。僕これで演技するんだ。

え〜、めちゃめちゃ大事じゃないですか!!w 明日1日作業させてください。
と言うことで社長から特別任務をいただきました〜w
主な編集条件
さて、音源編集のために与えられた条件を改めて整理するとこんな感じ。
・1つの音源データを切り貼りしてつなぎ合わせる。
・音源には三線などのBGMがあるので、つなぎ合わせて違和感ないようする。
・CDに焼ける。
・もちろん無料で編集できる。
はじめに行っておきますが、音源データの編集なんてやったことありませんw
そして歌詞はちんぷんかんぷんです。

選んだのはAudio Joiner
と言うことで色々探した結果、選んだのがOnline Audio Joinerと言うオンライン上のサービスです。理由はUIが良くて見やすく、素人でも処理がしやすそう!そしてフリーのソフト等の場合英語表記が多いけどこちらは日本語で分かりやすそうという点です。

なお、デメリットとしては、オンライン上のサービスでありソフトではないため、作業工程を途中保存ができないのが辛いところ。
RPGのゲームなのに途中でセーブができない。一度に全クリするしかない、そんな危険なパターンと同じです。
3時間かけて完成!
1つの音源から15個分のパーツを作ってクロスフェードでつなぎ合わ、その都度社長に確認してもらうなどの作業。時折方言満載の歌詞に惑わされたりしつつ、3時間かけてようやく完成しました!
編集後の音源はこちら。
0:34を始め各所でフレーズや曲を繰り返したり、5:30のあたりで喧嘩のシーンのために30秒の間を挿入しています。なお音は音楽の最後のところから拾って4つぐらいに複製、つなぎ合わせました。
ちなみに編集前はこちら
まぁ、沖縄の人は細かいことは気にしないし、お酒を飲めばみんな大丈夫だろうと、そんな気持ちでなんとか作業終了です。
2 伊地の豊年祭当日
なんとか作業を終えて、いよいよ沖縄県国頭村の集落伊地の豊年祭へ向かいます。
会場の様子
この日は首都圏を襲った台風15号の影響で会場はぐちゃぐちゃ。

雨なのでほぼ学校の体育館のような公民館で開催。こんな感じです。

この伊地は伝統舞踊が結構残っているそう。一緒に座った別の集落の区長さんが羨ましそうに、そして楽しんで見てました。

地域のみなさま楽しそうです。

国頭あるあるな木材とビールケース。なんとも林業が盛んでお酒好きな国頭らしい組み合わせ。

いつもは座席に使われますが、ここではテーブル仕様になってました。
そしてこちらがこの日のプログラム。私が編集し、社長が出演する戻り籠は後半です。

しばし談笑
来場者の中には、同じ職場の友達やテナントさんとか色んな知り合いがいたので、おしゃべりします。
始まってからおそらく2時間近く。
社長の出番!戻り篭
やっと来ました。社長の出番です。少し解説します。
女性の乗った籠を担ぐ男2人。顔はちゃんと見てないけど、さぞ美しい女性が乗っているんだと思っています。

やがてその女性を自分の女にする〜、と言うことで男たちは争いを始めます。

女性現れるも引っ張り合いの様相。

しかし、布をかぶった女性がどんなに美しいか見ようと、布を取り払うとびっくり!

籠の女性は、、、、
全然美しくなかった!

そうです。
はい、社長ですw
なお、動画はこちら。
やぱり地元のみなさんはある程度はオチを知っているものの、どんな見た目で女性が現れるのかと言うのを楽しみに見ていらっしゃいましたw みんな大喜びでした。
おかげで私の不自然な編集は、誰も気づかなかったでしょうw
うん、ちょっと寂しいいですねw まあ良いでしょう。
ちなみに、音源は私が編集したので前日に手に入れ、練習は当日から始めたらしいです。
最後はみんなでカチャーシー
その後もいくつかの演目を見てラストは全ての演者が出てきます。24時間テレビでみんなでサライ歌うみたいなそんな感じ!

で、ちゃんとした民謡っぽいのを歌った後は恒例のカチャーシー。

みんな最初は恥ずかしそうにしながら、徐々にステージ前でみんなごちゃ混ぜで踊り、豊年祭のラストを締めくくりました〜。
まとめ
と言うことで、今回社長オーダーでAudio Joinerを使った曲の編集、そして滑稽な沖縄伝統舞踊の「戻り籠」の紹介でした。
Audio Joinerは本当に誰でも簡単に使えるソフトです。地域での何か演奏だとか、編集が必要な時には気軽に使っていてください。
なお、社長の演技は職場でのいいネタになりましたw
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