辺野喜共同スナック開催のきっかけとヒント

先日辺野喜共同店で初めてのイベントとして、スナック企画を実施。コロナがあったり参加者が読めない中、PRもほどほどに〜、と難しいバランスではありましたが、ざっくり30名ほどの方に楽しんで頂けました。

今回はそのスナック企画のきっかけ・ヒントについて触れさせてください

特徴的なL字カウンター

辺野喜共同店の特徴と言えば、私が思うのはこのL字カウンターです。

日常的にカウンターが使われたりします

当時の職人さんによるこの手作りのカウンターは、レジとして使うと両サイドからお客さんが来てたまに煩雑になりますが、逆にお客さんと触れる面が多く、まぁまぁな高さなので、バーカウンターとしてぴったり。

ある人は「これ、角打ちじゃん!」って言ってましたが、私も売店始める当初からカフェかバーみたいなことできないかと思ってたものです。

独身おじさん多し

辺野喜はどうゆうことか、バツイチだったりの独身おじさんが多いんです。

よく60代ぐらいのおじさん(おじいさん?)が集まっては、売店の裏で宴会を開いてます。大抵一度に6巻ごと買うので、ビールの消費量もハンパありません(1日最高だった100缶売れました)。

と言うことは、たまには女性と楽しくおしゃべりもしたいのかな〜、とやはり思うものです。

スナックをやりたい人は一定数いる

新宿あたりのバーやスナックだと、週1とかでスナックのママをやる人の話を聞いたことがあります。普通のお仕事をしながら、気分転換でお小遣いを稼ぐような。

東京で流行ることは、地方で遅れて流行ると言うのはよく聞きますが、実際興味ある女の子は何人かいたりします。

あと自分には分かりませんが、世の中には知らないその辺のおじさんと飲むのが好きな女子も、一定の層でいるように感じていて、ニーズがマッチすると思いました。

ホリエモンのスナック最強説

実業家であるホリエモンこと堀江貴文さんのYouTubeを私はよく見るんですが、その中でこれからはスナックビジネスが熱い!って話をしてたんです。

スナックってママが一人で切り盛りしていて、手が足りない時はお客さんも手伝ってくれたりしちゃう。人件費も抑えられるし、AIやIT化ではカバーしきれない人とのコミュニケーションであったり、音楽が出すいいムードだったりで人を呼べるって言うですね(だった気がします)

具体的にどの動画だったか忘れましたが、ちょうど面白いのを見つけました。

コンビニのサードプレイス化の話も共同売店に通じるところがある気がします。

また、運営する上でのヒントもあって、カラオケを無しにして全てBGMで流すなんてあたりは学ばせてもらいました。

在庫リスク0

共同売店には常にお酒があります。特にこの辺野喜に関しては信じられない量があります。在庫を置いていると言う意味ではリスクがありますが、もともと販売用なので余っても全く問題ありません。また、食料品もお菓子やおつまみなどがあるので、既製品のものをいつもと同じように提供できるのです。

これ、とっても楽ちんです。

辺野喜共同店のお酒

売店じゃなくてサードプレイス

共同売店はもともとただのお店ではありません。集落の信頼で成り立っている歴史があり、時々ゆんたく(おしゃべり)を楽しむところでもあります。

これからの時代はただモノを売るだけではなく、お金に換算しにくい体験などを価値として提供する必要があると思います。今回の辺野喜共同店でのスナック開催は少しそれを表現できまして、集落外の人にも辺野喜や共同売店を楽しんでもらえました。また、私自身外にちょっとした知り合いができたのでいい経験でした。

また開催したいと思います。

辺野喜共同店HPはこちら↓

この記事を書いた人

オサナイ(小山内 大輔)

沖縄の道の駅 ゆいゆい国頭の職員(地域おこし協力隊)。元公務員。大田区Meetup代表。
WordPress歴1年でWordCampに無理やり登壇。沖縄を拠点に時々東京で活動する“沖縄1.5拠点生活”に挑戦する。