【車中泊で九州1ヶ月SUPツアー 9/9】 〜最後に立ちはだかる4つのミッション〜

SUPブログ「HEY SUP」の記事は移転しました。

この記事は、SUPブログ「HEY SUP」の記事を移転したものです。若干画像やテキストなどの表示に不具合がある場合がありますが、ご了承ください。

どうも、おさPです😃

前回は天草でイルカウォッチングを楽しむも、SUPではまさかの流血事故が!止血されてなんとか事なきを得たのですが、ここからケガが悪化。。。

それにより旅の最終日には4つのミッションが立ちはだかります!車中泊で九州一ヶ月SUPツアーラストです。

それでは、どうぞ!

25日目 1時間半近くかけて病院へ行き、緊張の診察

夜中から増す痛み

2018年10月10日(水) / 旅はこの日含めて残り3日

さて、前回の通り、前日に天草の海で流血事故を起こしてしまった自分。絆創膏を貼って元気になった後、大事をとって早めに寝ていたのですが、夜中から足がムクムクと痛みだし、深夜1時ぐらいに目が覚めて思います

歩行できない、流石にヤバイ。。?

そう、止血されているものの、骨の部分を強打していたため、腫れて血が溜まっている状態です。

もう天草にいる理由もありません。狸も現れる真っ暗な道で深夜に車を走らせ、熊本市内の大きそうな病院を目指します。

「うギャァx亜xあぁあx」

とか痛みで叫びながら運転しました💕

これ、ホントに。

誰もいない夜道を1時間半ほど飛ばした後、熊本市内の病院で再度就寝。

安心できるこんな大きい病院に行きました。(インスタは他の方のをお借りしています)

診断結果は。。。?

朝になり、診察の時間に。

病院慣れないし、緊張します。骨折経験5回ほどの自分。ヒビぐらいは覚悟して来ました。

多分人生で初めての車椅子。運転うまいよ

診察室で絆創膏を剥がすと、外側の傷は血が固まって止血されている。

レントゲンで取ってみても、骨にも異常がなさそう。

というわけで診断の結果、、、

打撲でした🤣

ただ、海でのケガということで感染症のリスクがあります。若くて免疫がまだあるから問題なさそうだけど、毎日水で洗ってくださいとのことでした。

ま、これじゃお風呂入れませんけどね💦そして歩行が困難なことには変わりはなく、腫れはこの日が最高潮。痛みに耐えて、どうにか東京に戻ることを考えねばなりません。

安心してお会計。無駄な出費は案外安く、1,760円で済みました。

午後はどうせ動けないので、ココイチでカレーを食べてブログ編集作業。

夜はコインランドリーへ。基本衣服は3着だけなので、その時来ていない2着を洗い、残る2日に備えます。

そんなこんなでこの日はコンビニでお世話になり、就寝。

26日目 福岡に行き、作戦を練る

2018年10月11日(木) / 旅はこの日を含めて残り2日

早朝さらっと今回2度目のバッテリー切れを起こしてしまうも、JAFに電話し、軽やかに出発w せっかくだから風景を見ようと下道ノロノロと走り、友達のいる福岡へ。

昼過ぎには着きましたが、最終日の帰路のために作戦を練ります。

課題1 大量の荷物

この夜の時点で車に残っている主なものは、大きい順に以下の通り。

レンタルの車、インフレータブル SUP一式、衣類、寝袋、折りたたみのイス、寝床用のダンボール、スピーカーやゴープロなどの電子機器、飲食用の容器や虫除けスプレーやなんやらの不要物

最初の頃の写真ですが、イメージはこんな感じ。

これらを全て、次の手段で処理しなくてはなりません。

  1. 郵送する
  2. 飛行機で直接持ち帰る
  3. 廃棄する

なみにSUPは通常の宅急便やゆうパックなどでは受けられません。ヤマト便というので、多分5,000円以上するので、必ず持って帰るしかありません。

片足で。。。w

課題2 空港から離れた位置にあるレンタカー会社

普通は空港の近くにレンタカー会社ってありますよね?でも自分が利用したアズレンタカーは、価格が安い分、こんなに離れてます。

なので、車を返してSUPを持ってそのまま飛行機へ〜、なんてことができません。

これが結構ネックです。ここをどうするか、しっかり作戦を練ります。

一通り考えた後は、インフレータブル SUPを必死になってカバンにまとめ、また不要な衣類等などもダンボールでパッキングします。

夜は福岡の友達と回転寿司を楽しみ、友達の家で必死になってシャワーを浴び、就寝。

皆さんもぜひ、片足ケンケンでパンツ履いて見てください。難しいです😅

最終日 立ちはだかる4つのミッションたち

2018年10月12日(金) / 旅の最終日=私の誕生日

寝床となったダンボールを崩し、寝袋をまとめたあと、仕事に向かう友達に別れを告げます。

来る時の迎えに始まり、ネットショピングの受け取り、シャワーの提供等。数少ない高校の友達に本当に世話になりました👍

髪の薄い友達とヒゲの濃い自分

余韻に浸りたいところでしたが、この日のフライトは福岡空港16:25発。こんな状態なので14:30を空港到着時刻の目標にしたいところで、あんまり時間がない状態。

ここで、前日のうちに考えたこの日しなくてはいけない4つのミッションを紹介します。無事に家に帰るまでが旅です😂

1 ダンボールの処理と荷物の配送
2 SUPを空港のロッカーへ
3 寝袋や電子機器の処理
4 東京までの移動と荷物の運搬

いったんコンビニで朝食とプロテインを摂取して体もPCも充電。

ここからは大変さが伝わりにくいですが、片足でしか立てない、左足を下ろすと足がむくんで痛い状態というのをイメージしながらご覧ください

ミッション1 ダンボールの処理と荷物の郵送

時刻は8:30。空港到着予定時刻まで6時間ほど。

ダンボールなんて燃えるゴミでその辺でいいじゃん、って感じもありますよね?でも寝床に使うだけあって、流石にそこそこの量です。その辺のお店では捨てられません。

そんな中、昨晩友達に相談したら便利なところを紹介してくれました。

ダンボールを回収してリサイクルして儲けてる業者なんでしょう。余計な不要なダンボールをここで廃棄。

それから配送処理。

適当なサイズのダンボールを逆に拾ったりして箱になるよう加工。衣類やカメラ、ライフジャケット、電子機器とか折りたたみ傘、昨日まで3日連続で履いていた臭いパンツも突っ込んで風詰。

120サイズほどになり、東京まで確か1,700円ぐらいでした(ちなみに2日ほどで届きました)。友達がいい場所を教えてくれたおかげで、ミッションクリア!

ミッション2 SUP一式を空港のロッカーに入れる

時刻は10:00頃。飛行機の出発まで残り4時間半ほど。

ケガした時に一番最初に考えたのはこのボード問題。SUP一式は専用のリュックにまとめると、推定で15キロほどあります。宅急便やゆうパックの対象外サイズです。そしてまだ右足ケンケンの状態です。

前日に無い頭を振り絞って考えていました。

空港に車椅子の補助あるんじゃね〜?

ちゃんと事前に電話して当日来たのは、車椅子1台と空港の女性スタッフ2名。自分は車椅子に乗り、一人の方には後ろから押してもらい、一人の方にはSUPのリュックを持ってもらいます。

こんなに補助してもらって楽チンだし優雅だな〜、と思っていたのですが、それよりも細い腕にSUPの荷物を持たせてしまうのには罪悪感を感じます😂

視界としてはこんな感じ。結構車椅子でしか見えないものもあるわけで、悪い体験では無い。

コインロッカーにこのリュック入りますかね〜???なんて言われましたが、以前の徳島旅行での失敗した際に経験したので知ってます。無事コインロッカーへ収納。

空港のサービスに助けれて、ミッションクリア!

車に戻り、次のミッションに向けて走ります。


いったんボードを預けたあと、車を返却しなくてはいけません。

ミッション3 寝袋や電子機器の処理

時刻は11:15。空港到着予定時刻まで3時間15分

ダンボールや衣類等、SUP一式の他にもう一つ面倒な物が残っています。この度購入した寝袋2つ電子機器といった、捨てにくいし回収できるところがなさそうなもの。

ない頭でこれまた昨晩考えました。

リサイクルショップに売り返しちゃえばいいんじゃね??

もともと全てリサイクルショップで購入しているので、買い取ってくれるはず!

そう思ったんですが、なかなかこれらの取り扱いを行っているお店がなく、ブックオフ→エコモール→エコモールの違う店舗と行き、ようやく3箇所目でたどり着きました!

エコモールは、福岡のローカルなリサイクルチェーンです。口コミでは買取価格が良さげに書いてました。

by おさP

荷物を渡し、その辺で買った350円の唐揚げ弁当を食べながら、待つこと10分。

900円の臨時収入ゲット!

安い??いやいや900円もらって不要物を処理してもらったという意味ですごいです。タダでもいいと思ってたのに思わぬお金が入ってラッキーな気分^^

アイデアが功を奏し、処分とともに収入もゲット。ミッションクリア!

ミッション4 東京までの移動と荷物の運搬

時刻は13:00。空港到着予定時刻まで1時間半ほど。

やることはほどんどやったので、もう車は不要。最後の給油をしてレンタカー会社に返します。

この旅ではシリアルをポリポリ食べてたし、かなり汚く使いましたが、あっさり返却は終了。思い出のマイホームともおさらばです。

思えば、カーナビ付いてないし、USBポート無いし、ボードが収まらな買ったり、バッテリー切れを起こしたり、時にはデスクに、時には食事のテーブルになり、熊本の立体駐車場で台風の中雨風をしのいだり、いろんなことがありました。

バイバイ。

ここから自力で空港へ。


土地勘ない中で、荷物を持ち片足ケンケンし、バスや電車を乗りつぐこと1時間。

空港に到着!

今度は航空会社のおねーさんに車椅子で介助してもらいました。

飛行機には一番最初に乗り、降りるときは一番最後で降ります。成田空港でも介助が入り、一気に荷物ごと東京行きのバスに搭乗!

東京駅では奥さんに迎えに来てもらい、途中からタクシーに乗って無事帰宅^^

久々の自宅

車中泊でずっと泊まっていると、2人でワンルームの家も広く感じます!

あんまり誕生日っぽいことはしない我が家ですが、ちょこっとだけケーキを食べて就寝。

自由もいいけど、横に奥さんがいるという久々の安心感は堪りません😋

まとめ

旅を見守っていただいた皆さんありがとうございました。

いつも以上にダラダラと長い記事になってすみませんw

次回からは、この旅をSUP、移住先、お金の部分などで総括したり、普通のSUP記事を書いたりしようと思います。

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【車中泊で九州1ヶ月SUPツアー全9話】シリーズはこちら

車やSUPのトラブルに見舞われながらも、中学生と漕いだり熊本でナンパされながら、あわや帰れるのか!?という大事故まで。全9話の記事のほか、1ヶ月でかかった費用なども紹介しています。

お楽しみください。

当ブログについて

 当サイト「オサナイ!駆けるよ!喋るよ!」は、沖縄の田舎やんばるに住むオサナイが自由に書く個人ブログです。SUPの話、IT・Web系の話、そして経営する辺野喜共同店の話などが中心になります。

SUPブログ「HEY SUP」について

2018年7月頃から2019年4月まで書いていた東京でのSUPのブログです。2019年5月に全ての記事を移転しました。

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この記事を書いた人

オサナイ(小山内 大輔)

沖縄の道の駅 ゆいゆい国頭の職員(地域おこし協力隊)。元公務員。大田区Meetup代表。
WordPress歴1年でWordCampに無理やり登壇。沖縄を拠点に時々東京で活動する“沖縄1.5拠点生活”に挑戦する。