この記事は、SUPブログ「HEY SUP」の記事を移転したものです。若干画像やテキストなどの表示に不具合がある場合がありますが、ご了承ください。
どうも、おさPです。
たまに、このブログを書いていると「おさPさんみたいに色んな水辺でSUPしてみたいです」っていうお言葉をいただいたりして、やめちゃくちゃ励みになっています。ただ、現実的には色々難しい部分もあるので、今回はそんな “野良SUP” の現状と注意すべき8つの大事なポイントを紹介したいと思います。

野良SUPに興味ある人にオススメの記事です。
野良SUPって?
別にそんな用語はないんですが、海浜公園やショップなどがないその辺の川や海でSUPすることを “野良SUP” と勝手に定義します。ワイルドスタイルです。

そう、私のスタイルは完全に “野良SUPer” です。
今回はそんな野良SUP経験で培った大事なポイントを紹介します。
ポイント1 地図によるルートやスポットの分析

当たり前ですが、まずはルート選択です。漕ぎたいコースにめぼしいエントリースポット(SUPで降りれるところ)があるかどうか見極めます。探し方は簡単、google mapsの衛星写真モードで探します。また、事前に自転車等で下見するのも理想です。

他にも東京や神奈川なんかは私がSUP MAP作ってまっせー
ぜひ、こちらも見てください。
また、土地勘の無い地方の海などでは、google mapsに「カヤック」「サーフィン」などと検索してエリアやスポットを探し出す方法が使えます。
→カヤックのお店があるのに、サーフィンのお店がないエリアはSUPにオススメです。カヤックは基本砂浜からエントリーするので、そのエリアはSUPもやりやすいです。で、サーフィンが盛んなエリアは波風が強いことが多いので、SUP的には注意が必要です。土地勘の無い地方ではこの探し方もオススメです。
ポイント2 当日の天気や潮位の確認

天気の把握はとっても大事ですね。事前に天気予報は確認しておきましょう。海辺に近い川などの場合、潮位も必要です。
確認しておくべき事項は次の通り
天気等で事前に確認しておきたい事項
・天気(晴れなのか雨なのか)
・気温(寒いのか暑いのか)
・風(風は強いのか、風速はどれぐらいか)
・潮位(干潮、満潮の時間)

風が強い日は水路や運河へ。満ち潮のとき(干潮から満潮へと移るとき)は、あえて川下から川上へ昇る〜といった具合に使い分けています。
なお、川でのSUPの場合、数日前の雨量にも注意が必要です。多摩川なんかは長い川なので、2日前ぐらいの大雨の影響で、川が濁っていたり増水している時があります。
ポイント3 移動時に利用する交通機関の混雑具合の想定

公共交通機関を使う場合です。平日の通勤ラッシュの時間帯は、さすがにインフレータブルSUPの持ち込みは結構迷惑です。特に電車は普段乗り慣れているしイメージしやすいですが、バスなんかは乗り慣れておらず、普段の混み具合が分かりにくいです。
使用する際は、思いっきり早い時間帯を選ぶとか、最悪タクシーを使うことを想定しておきましょう。
なお、自家用車や原付を利用する際は、駐車場所などを確認しておきましょう。
ポイント4 エントリー前の挨拶の徹底

挨拶はアンテナ。これめちゃくちゃ大事です。
挨拶を通してその水辺の文化が分かるし、協力を得られることもあります。特に釣りのおじさんへの挨拶。
SUP時の挨拶の効果(特に釣りの人へ)
良い人だと、潮の状況や浅いところ、危険なところなんかを教えてくれます。中には荷物を見てくれたり、俺も乗せてくれ〜、なんて言われることも。
また、無視されたり、こっち来んなと嫌なことを言われることも稀にあります。相手の反応を通じてどこまでが許容範囲なのか見極めましょう。

挨拶のコツは、外国のおばちゃん。言葉が通じているか(聞こえているか)に関わらず、一方的に挨拶し、勝手に「今日暑いっすね〜」とかニコニコしながら喋っちゃうと良いです。
だいたいの人はSUPを見たことないし興味を持ってくれるのでオススメです。
また、「SUPの人って良い人」って思ってもらえたりSUPの認知度の向上によって、水辺の通行可能エリアが増えたりすることもあり得ますので、マナーや習慣になったらなと思っています。
ポイント5 荷物のパッキング

野良SUPの場合、多くが駅などのコインロッカーがあるエリアからは離れています。車などは問題ありませんが、電車などの場合、荷物の管理方法は次の3つです。
野良SUP時の荷物の保管方法
1 その辺に隠すか、超堂々と置く
2 釣りのおじさんに預ける
3 全てSUPに載せて持っていく
私はどのパターンもやります。1ですが貴重品さえなければ、SUPのリュックやポンプなんて一般の人にはなんの価値もないものなので、問題ないかと思います。3が良くあるパターンだと思います。
全ての荷物をSUPに載せる場合は、インフレータブルSUPのリュックの中に荷物を入れて、そのリュック自体は多少濡れるのを覚悟するか、でっかいゴミ袋みたいなのをかぶせるのが良いでしょう。

私の場合、貴重品は防水バッグに詰めて、されにリュック(そのまんま)に入れたりします。
防水バックを探している方のために商品も載せておきます。他のよりも生地が薄くて軽い、中も見えるのでオススメです。貴重品に軽食ぐらいなら8Lで十分良いんじゃないでしょうか。
これ本当に気になっているので仕入れたい気持ちもあります。。。w
ポイント6 船舶や釣り人への配慮

水辺はSUPだけのものでなく、他のアクティビティの他、船の出入りもあります。水上での船舶等の通行は、基本的に右側なのでそれを徹底します。また状況に応じて端で待機するなどして通行を待ちましょう。

ただ、多摩川みたいに広くて浅くて船舶の往来が少ない川では、”中央の右側” を船は通行していたり、そのエリアによって少しづつ違います。とにかく船舶に配慮して、邪魔にならないようにしましょう。
また船舶からはSUPなどは見えづらいので、できれば視認性の高い暖色系の服装を着たりするなども大事です。
また端に寄ると今度は釣りの人もいます。釣り糸は見えづらいので、こちらも注意です。
ポイント7 万が一の想定

もし、その場所でパンクしたらどうするか。そんなことを想定しておくも必要です。もちろんライフジャケットもありますが、岸までどれぐらいの距離か、というのを意識しておくべきだと思います。
ちなみにHEY SUPで、ライフジャケットの取り扱いもちょっとだけありますので、見てってください。
ポイント8 ボードの洗浄

野良SUPのあと、簡単にボードを洗える場所がないのが野良SUPの悩みどころ。
水道があるところで降りて洗えればベストですが、家で洗うか、次の日もすぐまたSUPするか、などの妥協も必要だと思います。ボードの寿命も考えて良く検討しましょう。

普段は水道のあるスポットを使います。また洗える場所がない川であれば、川上に昇ってそのまま撤収したり、あとは次の日も漕いじゃうパターンもありました。
ちなみにリュックの中にスポンジを入れておくと、洗う際にこすったり水分を拭き取れるので便利です。また、ボードやパドルは20〜30分ぐらいでだいたい乾きますが、ハンドル(掴むところ)なんかは水をずっと含むので注意が必要です。
まとめ
どうでしたでしょうか?意外とSUPする時に私いろんなこと考えていますw 最初から全部徹底とかは無理だと思いますが、どうしても野良SUPしたい場合は、近所の川などで少しづつ慣らしてから挑戦してみましょう!
当ブログについて

当サイト「オサナイ!駆けるよ!喋るよ!」は、沖縄の田舎やんばるに住むオサナイが自由に書く個人ブログです。SUPの話、IT・Web系の話、そして経営する辺野喜共同店の話などが中心になります。
2018年7月頃から2019年4月まで書いていた東京でのSUPのブログです。2019年5月に全ての記事を移転しました。
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