【沖縄ワーホリ&SUP 12/12】 別れ、涙、感謝

どうも、おさPです。

沖縄ふるさとワーホリ&SUP最終回。最後の勤務日にヤンバルクイナのペンキ塗りという大仕事を無事に終えたおさP。最後の給与をもらい涙を流し、滞在中本当にお世話になったゲストハウスのニナちゃんともお別れをし、那覇へ、そして東京に戻る!という話です。

重みのある給与と支配人の熱い想い

2018年3月29日。

道の駅 ゆいゆい国頭でのペンキ塗りを終えたあとのこと。もうあたりはすっかり晴れてました。

タイラ支配人

オサナイくん、お疲れ。最後に給料を渡さないとね。事務所に来てね

おさP(オサナイ)

はい〜。

戻ったゆいゆい国頭の事務所では、いつも通り有線で沖縄感無視の普通のJ-POPが流れているんですが、これがまた気持ちが込み上げて来ます。

ゆいゆい国頭で耳タコになったJ-POP

海を感じさせる歌詞と壮大な感じが、ゆいゆい国頭やゲストハウスへちま荘のあるオクマのビーチにぴったりで、季節感や切ない感じが、このワーホリ期間を思い出せてくれます。

封筒を用意するタイラ支配人。

沖縄らしいゆるい感じにおじぎをされながら

タイラ支配人

3週間本当にありがとうございました。ぜひまた来てください。

おさP(オサナイ)

こちらこそ、いい経験させていただきました。ありがとうございます。

自然と握手して、ハグすると

思わず私も支配人も涙がこぼれてしまいました。

こんな風に仕事して、お金をもらって、涙を流せるなんて、そんなこと世の中にあるんでしょうかね?

そして、涙を流すほど、誰かに感謝されることなんて、ありえるんでしょうか?

給与の額は大した金額じゃないです。

でも、額面以上に価値があり、重みのある給与だったと思います。

当初から弁当配達もSNS配信も、なんでもいいよ〜、どんどんオサナイくんのセンスでやって欲しい〜、って言っていただいて、本当に大きく任せてやらせてもらい、バックアップまでしていただいて感謝の気持ちしかありません。

本当にいい経験になりました。ありがとうございました。

ニナちゃんと涙のお別れ

涙を拭っ給与を握りしめながら、事務所からヤンバルクイナの像のところに戻るとニナちゃんが来てました。

同じくふるさとワーホリで東京から来て、大石林山での勤務最終日だったニナちゃん。この日国頭村を離れるということで、涙でボロボロになっていました。

イケイケっぽく見えるけど、まだ若い分、感情爆発しちゃってるみたいで涙が止まりません。

キッチンで食い物分けて貰ったり、ミスってお尻見られてしまったり、夜中嵐の中に釣りに行かされたり(これ、危険だからあんまりブログに載せられないw)、夢とか将来のことも真剣に話したり。

特に最後の1週間?は滞在者がほぼ2人だったので、いろんな話もして。

最後は、自分もちょっとうるっと来てしまいました。

ゆいゆい国頭送別会

売り場のおねーさま方とも写真を撮ったりして、夜は軽く送別会的に食事会。

家庭があったりでなかなかそうゆう機会も少ないんですが、最後はみなさんに暖かく送別いただきました。

ゆいゆい国頭はタイラ支配人をはじめ、本当みんないい人ばかりでとってもアットホームで素敵な職場でした。

ふるさとワーキングホリデーの申し込み時には、写真を見て “人の暖かさが感じられる楽しい職場” と予想していましたが、結構当たってました。ゆいゆい国頭に来て本当によかったです。 

みんなの思い出の場所、へちま荘

明けて、次の日の3月30日。3週間近く滞在したへちま荘はほぼ誰もいません。

シャワー越し会話したり、キッチンでうるさく喋ったり。部屋を開けると誰かいそうな、そんな感じを残したまま、すっからかんになってしまいました。

みんな全然性格とか違かったけど、それがまた不思議と楽しくて。

また、いつかみんなで集まりたいですね。みんなありがとうございました。

ゆいゆい国頭でへちま荘オーナーのマキさんに別れを告げて、30日の昼ごろ国頭村を出ました。

毎日感動するような素晴らしい景色を見せながら、人の優しさや暖かさを教えてくれた国頭村。

本当に素敵な場所でした。

超暇な那覇

飛行機の為に1泊した那覇。

完全に暇なんで自転車でぶらぶら。

びっくりしたのが、那覇でも「オサナイさんですよね?」ってのがありましたw 国頭村から来た方でした。

夜も街をなんとなく虚しくぶらぶら。酒が飲めない自分には一人飲みも当然できず、都会はちょっときついです。

素敵なストリートライブを楽しんで就寝。

次の日飛行機で東京へ帰りました。

東京へ戻るとそこには。。。?

寒い東京に戻って、なんとか自宅へ帰宅。

見慣れた部屋、だけど現実なのかなんなのかわかんない違和感があります。

ところで、奥さん寂しかったんでしょうか。

2人だけのはずの部屋、ベッドなのに、違う男が何くわぬ顔して寝ていました。

今回の旅に優しく送り出してくれた奥さんにも感謝です。

終わり。とりあえず。

この記事を書いた人

オサナイ(小山内 大輔)

沖縄の道の駅 ゆいゆい国頭の職員(地域おこし協力隊)。元公務員。大田区Meetup代表。
WordPress歴1年でWordCampに無理やり登壇。沖縄を拠点に時々東京で活動する“沖縄1.5拠点生活”に挑戦する。