今回の記事は、交通の便が悪いからこそ価値があるんじゃないか?沖縄北部のやんばるに置けるメリット3つを紹介するぞ!って話です。

え〜、名護とかで買い物したいし、便利な方がいいじゃん〜

それもそうなんだけど、デメリットだけじゃないと思うんだ。聞いてって。
それでは、どうぞ!
やんばるの交通の利便性は悪い
突然ですが、私の住んでいるのは沖縄のやんばるにある最北端の村、国頭村。真ん中にある与那覇岳などの山を中心に、海沿いに集落があります。
村の中心地の辺土名から那覇までは車で2時間ほど。辺土名が西海岸の南の方に位置しているのに対し、場所によりますが東部の方はさらに40分とかかかったりします。
お世辞にも交通の便が良いとは言えません。村全体で見れば、真ん中に山が連なってて東西の横断が難しいしし、ちょっとした陸の孤島みたいな、そんな場所です。
不便さは逆にメリットに
しかしものは考えようです。最近思うのは、交通の利便性が悪いからこそ発揮されるメリットがある気がします。今回はそんな逆説的なメリット3つを紹介します。
メリット1 自然や文化が残っている
2020年に世界遺産登録されるかも、と言われているやんばる。
また、自然同様、開発されていないと言うことはひっそりと残る文化や風習もあったりもします。例えば国頭村の東部の安田(あだ)で行われるシヌグなんかは、当時の姿のまま400年近く続いている貴重な行事で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
ちょっとブログとかで書きづらいんですが、他にも沖縄の古来から伝わる伝統行事だったり田舎の風習が残っていたりします。この辺はぜひ訪れて地域の方と交流しながら聞いて欲しいです。
メリット2 SNSでヒットしても来づらい

最近はInstagramやTwitterなんかで人気になって、一気に観光客が訪れたりしますよね?もはや観光プロモーションにおいてSNSを使った集客は外せないと思います。
ただ、多分ごくごくまれ〜になんでしょうけど、人気になりすぎて弊害が発生、閉鎖したりするような場合もありますよね。観光で地元が潤えば嬉しいですけど、こんなことが起きるとちょっと嫌になってしまうものです。
ただ、じゃあやんばるでそれが起きるか、と言ったら、慎重に言葉を選びますがちょっと環境が異なるし、発生しづらいと思います。
本土と完全に分断されている沖縄本土の最北端の地なわけで、東京などの首都圏・都市部から自家用車でほいっと行けるような場所ではないからです。金銭的にも時間的にもコストがかかります。安易な考えでは来れないでしょう。
ちなみになんですがInstagramの1日の投稿数は5億件を超えるらしいです(ストーリーズを含む)。
そして私のこのブログのPV数なんて1日100PV程度(2019年8月時点)(まだまだ世の中に対してほとんど影響力ありません!)。
爆発的に人が来るようになれば大したものですが、たくさんの情報で溢れる東京などの内地では、私の知り合いも含め、「やんばる」も「ヤンバルクイナ」も決して認知度が高くなかったりします。
つまり、バランスは大事ですが、まだまだやんばるにおいてプロモーションが必要だと私は思っています。
メリット3 宅配がとっても便利
どこのサービスかはここで一応触れないようにしておきますが、本当に便利なのが実は宅配サービス!

とにかく僻地がたくさんありますので、事前に電話くれたりして、勤務中であれば職場なんかに配送してくれます。なんなら私はいっつも事務所にいないので、従業員に預けるようお願いしてしまう時もありますw
みんな地元の人なので顔が分かる安心と信頼感がお互いにあるんでしょう。
まとめ
交通の便が悪い、と言っても私の家なんかは40分で家電量販店や大型スーパーもある名護まで行けますし、1週間〜2週間の間に行ければ全然問題ありません。何より、広い西海岸に落ちてゆく夕日や、貴重な生物の数々、癒しを与えれくれる緑や鮮やかな花や満点の星空もそうだし、日常ののほ〜んとした雰囲気の方がステキでとっても価値が価値がある、そんな気がします!
以上、交通の便が悪いから良い!?沖縄やんばるの逆説的メリット3つでした〜。
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当サイト「オサナイ!駆けるよ!喋るよ!」は、沖縄の田舎やんばるに住むオサナイが自由に書く個人ブログです。SUPの話、IT・Web系の話、そして経営する辺野喜共同店の話などが中心になります。
2018年7月頃から2019年4月まで書いていた東京でのSUPのブログです。2019年5月に全ての記事を移転しました。
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